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E波についてです。
トライアングルのE波は多くのマーケットウオッチャーにとって、
価格が天井を打ったあとの新たな下降トレンドのドラマチックなスタートに見えます。
E波ではほとんどと言っていいほど、そのトレンドを助長するような
強力な材料が出てきます。
E波の時期には、トライアングルの下側ラインを一時的に下抜く
ダマシのブレレイクダウンなど、市場参加者の弱気の心理に拍車を
かけるような動きが相次ぐが、来る大きな反転上昇に備えなければならないのも
まさにこの時期です。
このように、最後の下降波であるE波は、上昇波である第5波と同じように、
感情的な心理を伴う波です。
これまで述べてきたそれぞれの波の特徴は絶対的なものではなく、
したがってルールというよりはガイドラインとして解釈すべきである
そうです。
しかし、それでもその有効性を損なうことにはならないみたいです。
ガイドラインには例外があるが、そうした例外がなければ、相楊の
分析は確率ではなく、正確な科学のようなものになってしまうだろう。
しかし、波の構造に関するガイドラインをよく知っていれば、大きな
自信を持って波をカウントできるだろう。
実際に株価の動きを利用して波のカウントを確認したり、また波のカウントを
利用して株価の方向を予測することもできるみたいです。
エリオット波動のガイドラインではマーケットのモメンタムや投資家の
センチメント分析など、従来のテクニカル分析の多くの領域も力バーしています。
したがって、これまでのテクニカル分析はエリオット波の構造から現在の
株価の位置を確認するときに役立つという点で、その価値はいっそう大きなもの
となります。その意味ではエリオット波動を分析するときに、従来のテクニカル分析も
併用することをぜひともお勧めするそうです。
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