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金についてです。
金は株式相場に対して、しばしば「反サイクル」的に動きます。
金相場が下落から上昇トレンドに転換すると、それと軌を一にして
株式相場は上昇から下落に転じることが多いです（その逆も同じである）。
したがって、金相場のエリオット波動を読めば、ダウ平均の予想される反転の
確証が得られることもよくあるそうです。
歴史的に言って、金は健全な実績の記録を持つ、経済生活の心のよりどころの
ひとつです。他のなかに規律を与える手段として、金にまさる存在はないそうです。
おそらくそのことが、政治家が絶えず金を無視し、非難し、そして通貨としての
金の価値を失わせようとしてきた理由であろう。
もっともどういうわけか、各国政府は常に「万が一の場合に備えて」金を
手元にっていたいと思っているようだ。
現在、金は古い時代の遺物として、しかしまた将来の先触れとして、
国際金融の舞台でその出番を待っている。
規律のある生活とは生産的な生活であり、そうした考えは自作農から
国際金融に至るあらゆるレベルの努力に当てはまります。
金は伝統的な価値の退蔵手段である。そして金の価格が長期にわたって
横ばいとなっても、世界の通貨制度が資明に再構築されるまでは、
いくらかの金を保有することはいつでも優れた保険である。
世界の通貨制度の再構築が計画的に、または自然の経済的な力によってなされ
ようとも、それは不可欠のことであると思われる。
紙幣が価値の退蔵手段として金に取って代われないことも、おそらくは
もうひとつの自然の法則なのです。
利下げ競争している状況では、資金の一部を金やbitcoinに振り替えることも
保険となりそうですね。
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