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グランドスーパーサイクル波の修正についてです。
エリザベス1世の創造的な光輝と栄華さの時代に、産業は拡大し、
物価は上昇した。
物価は1650年までにピークに達したあと横ばいになって、1世紀にわたる
グランドスーパーサイクル波の修正を形成した。
この1000年波動における次のグランドスーパーサイクル波の上昇は、
株式相場では1770～1790年と推定される時期（株式相場のデータが入手
できるようになったのは1789年である）、商品相場は1760年ごろに
スタートしたと思われる。
ガートルード・シャークの研究論文が指摘しているように、一般
に商品相場のトレンドは株式相場の同じようなトレンドに10年ほど先行する
傾向があるそうです。
こうした事実を踏まえて株式と商品を見ると、この2つの相場のスタート時期は
実によく合致しています。このグランドスーパーサイクル波は、産業革命によって
もたらされた生産性の大幅な上昇と一致し、また世界的な強国としてのアメリカの台頭と
平行しています。
エリオッさんの論理は、1789年から現在までのグランドスーパーサイクル波は、
その時間と大きさという主要な関係において、進行しているほかの
エリオット波動パターンに遅行したり先行することになると示唆しています。
もしもこれが本当であれば、1000年波動は延長していないかぎり、
その全行程をほぼ走り終わっており、次の500年間にわたって延長する
(2つの上昇と1つの下落という）3つのグランドスーパーサイクル波によって
修正されることになるそうです。
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